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カブラール・ハーン
他の神将に「老師」と呼ばれる、満州族(或いは遊牧民)風の衣装を纏った老人。常に結跏趺坐を組み浮遊している。
強力な思念波を使いこなし、脳の部分に埋め込んだダミーブレインを通してアプトムの肉体を操り、ガイバーI及び速水利章と戦わせた。その後アプトムの肉体が倒された事で激しい精神ダメージを受けた事に激怒し、奥の手である巨獣神変化(ドラゴニック・バースト。周囲の獣化兵を融合吸収して全長100mを越す巨大な龍のような姿に変身する)を行った。
巨大化したガイバー(ギガンティック・エクシード)との最終兵器の打ち合いに敗れるも、カブラール本体は間一髪のところ生体ミサイルに便乗して脱出する。が、待ち構えていたアプトムにより倒される。
なお、彼のゾア・クリスタルは謎の騎士によって回収される。
ジャービル・ブン・ハイヤーン(T:園部好徳)
クルメグニクらとともにアルカンフェルへの謀反を企む。オーストラリア支部を統括している、髭を蓄えターバンを巻く男性の姿。名前は古代イスラムの大学者ジャービル・イブン=ハイヤーンから取られたと思われる。
ワフェルダノス
現在判明している中では、十二神将の中で唯一人間ではなく、厳密には調製体ではない。元は降臨者によって作られた実験生物だったが、それに興味を覚えたバルカスによってゾアクリスタルを与えられた結果、獣神将となる。いわゆる戦闘形態は持たず(その人間に類似した形態が、そのまま戦闘形態であるのかもしれない)、超高密度の生体繊維「臣毛」(巨人殖装したガイバーを絡めるほどの威力がある)を用いて戦うが、一定以上の時間は維持出来ない。最後はゾアクリスタルをバルカスに返し、本来の姿である植物的な群体生命体へと変化し、ギガンティック・ダークに戦いを挑むが敗れ去る。
自分が何者なのか、そして、獣神将にされ生きる意義を与えてくれたバルカスに心から恩義を感じていたため、敗れても悔いはなかった。
李??(リエンツイ)(T:四宮豪)
空間に穴を空ける事が出来る。これによって離れた地点をつなぐ事が出来、またそのつながりを閉じる「絶空斬(ジェカンヅァン)」によってあらゆる物を断つ事が出来る。
アルカンフェルの行動に疑念を抱きながらもワフェルダノスとともにアリゾナ基地地下の遺跡宇宙船を守って巨人殖装と戦い、その忠誠を全うした。最期の闘いはクロノスの…アルカンフェルの臣としてというよりも、バルカスのためと思われる。
なお、名前はワグナーのオペラ「リエンツィ」の、同名の主人公から来たものと思われる。
エドワード・カールレオン
十二神将の一人。彼もまた、不穏な発言をしている。
トゥアハ・デ・ガレノス
岩のような肌をしており、魅奈神山では口から火を吐いて攻撃を行っていた。
イマカラム・ミラービリス
粛清されたギュオーに代わり新たに加わった神将メンバー。アルカンフェル直属のエージェントであり、統治には参加せず独自の行動をとる。その正体はギュオーのゾアクリスタルをアルカンフェルにより移植され、蘇生された村上征樹本人である。
ギュオーの重力制御能力とアルカンフェルの空間操作能力を併せ持つ。新参者でありガイバーの仲間であったことからアルカンフェルとバルカスを除く神将メンバーからは反感を買っていた。ギガンティック・ダークに敗れた後、蘇生の過程でアルカンフェルの過去の記憶を垣間見た。
彼は村上征樹としての記憶を持つが、意識レベルでアルカンフェルとリンクしており、事実上アルカンフェルと同一個体(クローンというより体の一部)といえる存在である。現在はアルカンフェルが休眠しているため意識のリンクが切れている様子。
バルカスによると村上の人格は破壊したとある。だとすれば、アルカンフェルが眠りに就いた後の「ですが、私は…」という心の中の呟きは何を意味するのか?
なお「イマカラム」(IMAKARUM)は「村上」(MURAKAMI)を逆に読んだものであり、「ミラービリス」はラテン語で「驚異」の意味である。
[編集] ゼウスの雷
巻島顎人の組織した、クロノスに対抗するレジスタンス。ガイバーIIIに加え現在は超獣化兵すら瞬殺し獣神将の思念波も受け付けない超々獣化兵「リベルタス」の軍団とそれを束ねる擬似獣神将「グリセルダ」を擁する一大勢力となりつつある。なお「ゼウス」のネーミングは「ウラヌスを倒すもの」として「クロノス」がネーミングされたように「クロノスを倒すもの」の意味が込められている。
巻島顎人(まきしま あぎと)(O:田中秀幸 T:小西克幸)
ガイバーIII、ギガンティック・ダークに殖装する。クロノス日本支部長・巻島玄蔵の養子で、高校では生徒会会長。自分や実の親の人生を力ずくで捻じ曲げられたため、どんな手段を用いても絶対的な"力"を手に入れようとする。知略に長け、常人離れした戦闘センスとカリスマ性を持つ。
遺跡基地が崩壊しクロノスが世界征服を成し遂げるとアメリカで反クロノスのレジスタンス「ゼウスの雷(いかづち)」を組織する。その後晶の入った蛹を追って日本に帰還、速水から「獣神将の思念波を受けにくい損種実験体を故意に生み出す為のデータ」を得たのを最後に、晶たちとは袂を分かった。
元々晶たちに対して仲間意識は持っておらず、仲間を演じながらも常に有効に利用する事を考えていた。リベルタス軍団を生み出すためのデータと巨人殖装のコントロールを手に入れた事で晶たちの利用価値が無くなったと判断し、これを切り捨てる。しかし後に獣神将カブラールとの戦いにおいて精神的成長を遂げた晶に巨人殖装を奪い返された。
力によって人生を捻じ曲げられた過去ゆえか、絶対的な力を求めるあまり自分がクロノスと思想的には「同じ穴の狢」に陥ってしまっている。
ガイバーIII(M:小杉十郎太)
劇場アニメ版では、ガイバーIIIの正体は明らかにされていない。
尾沼志津(おぬま しづ)(O:川村万梨阿 T:根谷美智子)
尾沼与平の孫。顎人を慕い、「ゼウスの雷」のメンバーに加わる。後に獣神将と同じく獣化兵、特に後述するリベルタスを精神支配する能力を持った「グリセルダ」に調製される。ダミー・クリスタルないしそれに近い物を埋め込まれており、思念波による支配のほかリベルタス達の活性化の能力も持つ。単体での戦闘力も高い。また現在のところ、女性としては唯一の調製体である。
尾沼与平(O:緒方賢一 T:麻生智久)
巻島の別荘番の老人で志津の祖父。元は顎人の実父一家に仕えていた使用人で、顎人に忠実。イマカラムとの戦いの際、エンザイムIIIから顎人を庇って死亡。
アルフレッド・ヘッカリング
元クロノス調製局のナンバー2。獣神将の調製にも関わった天才科学者で、ドクター・バルカスに対する対抗心から顎人に手を貸し、「獣神将の支配を受けない獣化兵」であるリベルタスと「擬似獣神将」であるグリセルダを生み出す。
リベルタス
「解放されしもの」の名を持つ獣化兵。人為的に作り出された「思念波の影響を受けにくい損種実験体」であり、グリセルダの精神波の援護によって獣神将の精神支配をも跳ね除ける。近接戦闘モードのA、砲撃戦モードのB、自爆モードのCの三つにその場で変態することが出来、しかもそれぞれの形態で超獣化兵をはるかに上回る能力を発揮する。しかしその代償として数年しか生きられず、生殖能力を失っている。
[編集] その他くりっく365
深町史雄(ふかまち ふみお)(O:島香裕 T:宮田浩徳)
晶の父親で父子二人暮し(母親は早くに亡くなっている)。晶に対する人質としてクロノスに誘拐され、後に晶に助け出されるも、その時は既に対ガイバー用獣化兵・エンザイムIIに調製されており、思念波に操られて晶を攻撃、その脳を破壊した。しかし殖装者の危機に反応した強殖装甲は自衛プログラムを起動させ、晶の意識の無いまま戦闘を続行しエンザイムIIをメガスマッシャーで消滅させた。自分の手で父を殺してしまった事は晶に重大な心的外傷を与え、しばらくの間殖装が出来なくなった。
山村晋一郎(やまむら しんいちろう)
作中では既に故人。村上征樹の恩師で彼を試作型獣神将に推挙した人物。物語の開始5年前にアリゾナで村上ら自分に賛同した4人の若者を試作型獣神将とし、彼等とともにクロノスに反乱を起こす。反乱自体は失敗するも村上を脱出させる事には成功し、また遺跡基地の小田桐主任や速水、そして深町晶にもその志は受け継がれて行く事になる。
??? 日経225
試作版複製コントロールメタルによる"人造"ガイバーの殖装者。正体は2008年2月現在では不明だが、ガイバーの外形から女性と推定されている。
[編集] 用語
降臨者
はるか昔、地球に降り立った異星人の集団の呼称。アルカンフェルには「我々はウラヌスである」と名乗った。多くの異星種族で構成されていたと考えられている。地球をガイアと呼び、超高度な科学力を駆使して生命体の進化をコントロールしていた。彼らの目的は兵器としての生命体の開発であり、汎用兵器の素体として人類を開発した(先に恐竜族を開発したが、命令遂行に必要な知性や多様な環境に対する適応能力に欠けるとして抹消した)。「獣化兵(ゾアノイド)軍団」を作り出し星間戦争に駆り出す予定であったが、後述の理由によって計画を破棄し、地球を去った。
人類 外国為替
降臨者が遺伝子操作の果てに作り出した、用途に合わせて「調製」され獣化兵となる汎用戦闘生物。遺伝子に降臨者に対する「絶対的服従」が刻み込まれている。また、強殖装甲の殖装によって圧倒的な戦闘能力を発揮するが、それと同時に降臨者の精神支配からも解放されてしまう事が判明した。強殖装甲ユニットは汎用品であり降臨者のいるところには必ず存在するため、彼らは人類とユニットの接触を危険視し人類の廃棄、抹消を決定した。
強殖装甲システム FX
降臨者の標準装備品。接触した生物を融合・強化する「強殖生物」とそれを制御する「制御装置(コントロールメタル)」で構成されている「瞬間改造システム」である。装着した時に肉体構造が変わり、内臓等も戦闘用のものに造りかえられる(食事によるエネルギー補給をしなくなるため消化器官は退化してしまう)。作中では強殖装甲を装備する事を殖装と呼び、また殖装した生物の事を殖装者、殖装中の強殖装甲を含めた殖装者を殖装体と呼んでいる。 CFD
未使用時は「ユニット」と呼ばれる直径30cmほどの円盤状の物体で、制御装置が押されると中の強殖生物が解放されて直近の生物に取り付き、融合した生物の特性を読み取るとともにその体型に合わせた強殖装甲の外殻を形成し、またその体の一部に強殖装甲を呼び出すために使う「誘殖組織」を植え付ける。以後「ユニット・リムーバー」に制御装置の情報が初期化されるまでは外殻の形を保ち続ける。
強殖装甲は強靭な外殻と身体能力の強化に加え、さまざまな武器を内蔵している。さらに、殖装者が意識を失い戦闘不能となった場合、自動的に過剰防衛行動を取るようプログラムされている。
なお、殖装体の性能は殖装者自身の能力や精神状態、意志力に多大な影響を受ける。また、ユニットは基本的に全て同じ性能であるため、殖装した者の能力の差がそのまま力の差になる。
殖装中は、食物の摂取を一切必要としなくなり、老化もしなくなる。さらに、殖装体が損傷しても制御装置が無事であれば、そこに記憶された情報を基に殖装者・強殖装甲ともに復元でき、たとえメタルに付着した一片の強殖細胞からでも全身を復元させる事が可能。逆に制御装置が機能を失うと、強殖生物が暴走して殖装者は侵食されてしまう。
殖装していない時の強殖装甲は通常空間には存在せず(これについては作中で瀬川哲郎が、異次元空間へ移動して殖装者の傍に常時待機しているのだろうと予想している)、殖装者の殖装するという意思によって保護バリアとともに現れる。
制御装置を介して殖装者同士で念話する事ができる。
ガイバー